今の物価高対策は物価高騰の原因
物価高対策は物価を上がらないようにする、物価を下げることです。
今物価が上がっているのは円の価値が下がって円で購入できるものの価格が上がっているからです。
コメの価格が上がったと大騒ぎをしていましたが小麦の価格が上がってパンやうどんなどお麦を使う食品の値段が倍くらいに上がりました。当然代わりの商品としておコメの消費が増えます。他のものと比べて今でもお米は安い商品だと思います。
ガソリンも電気代も何でも円が安くなればそれだけで値段が上がります。
円安の原因は何でしょう。
一番大きいのは赤字国債が1200兆円もあることです。
同じくらい大きな原因は基本的には同じことを言っていますが財政赤字が大きいことです。
収入がないのにお金を使うには借金をしなければなりません。
その借金が合計で1200兆円になります。
国の収入の15年分くらいです。
自分の収入の15年分を借金している人にお金を貸してくれる人がいると思いますか?
日本の国は同じことをしています。
普通はギリシャのように財政破綻をしてしまいます。
私たちで言えば破産です。
では日本の国は何故大丈夫なのでしょう。
国民の個人預金が2000兆円あるからです。
これはバブル前に24時間働けますかというコマーシャルのあった時代にそのころの人たちが稼いで貯めたお金です。
個人資産を預けられた銀行などは資産運用として国債に回しています。
それなら2000兆円までは赤字国債を発行しても大丈夫ということになります。
しかし。国債には金利が付きます。
1%の金利が付けば1200兆円の金利は12兆円になります。
金利が1%上がれば金利の支払いは12兆円増えます。
国家予算が毎年最大に膨らむという報道がありますが100兆円を超えたくらいです。
もしアメリカのように金利を4%にすると48兆円が金利でなくなります。
日本の国家予算の半分弱が借金の利子だけでなくなります。
当然そんなことはできないのでゼロ金利政策などとかっこを付けた言葉でいうようなことになります。
それでも金利は1%弱くらいの支払いがあります。
国の収入は115兆円と発表されていますが税などの収入は68%で25%は国債の発行収入です。約30兆円弱になります。
よく誰が税金を払っているんだとか血税はとか税金泥棒とか言いますが4分の一はは借金です。
それでも実際の生活のために必要なインフラ整備に使うなど、例えば道路や下水道河川などの整備に回さなければ生活に支障が出るようなものに充てるのであればまだ理解できます。実際には60年前整備された上下水道や道路などがそのまま使われて多くの支障が出てきています。
自分にとって目に見えて得すること、給付金のように実際にお金がもらえる・ふるさと納税みたいに物がもらえるなどは誰でもうれしいと思います。
お金が有り余っているのであればそんなことに国の予算を使うのもいいでしょう。
しかし、国家財政は普通に考えれば破綻しているような状態です。
無駄使いをして財政赤字が膨らめばその分円の価値は下がります。
当然物価は上がります。
それでは何故政府は物価高対策といってバラマキ政策をするのでしょうか?
簡単な話です。
お金をもらえれば先のことはどうでもよく、汗をかかずに何も考えず乞食のような考えしかない国民ばかリだからです。
自民党の単独政権が90年代から不安定になり責任をもって長い目で国政を見る政治より今お金をもらい自分が楽になることをしてくれる政治家・政策を宣伝する人間が選挙で当選するようになりました。
誰でも働かず何もしないでお金をくれるならうれしいと思う気持ちはあります。
しかし、それだけでは生活は成り立ちません。
税金が何のためにあるのか?
税金は何に使われているのか?
どうすればこれから先の生活・人生が気持ちよく生きて行けるのか?
今真剣に考え手を打たないとアリとキリギリスではありませんが冬になってから慌ててはとんでもないことになります。
